ハードバピッシュ&アレグロな日々

50~60年代のジャズを中心におすすめCDを紹介します

ジャズ(ピアノ)

ウィントン・ケリー/アンダイルーテッド

本日はウィントン・ケリーです。ハードバップ期を代表するピアニストの一人であり、特にリヴァーサイド・レコードにおいてはハウスピアニストとしてリーダー作を2枚(「ウィスパー・ノット」「ケリー・ブルー」)、サイドマンとしては30枚以上のアルバム…

バド・パウエル/ジャズ・ジャイアント

本日はバド・パウエル「ジャズ・ジャイアント」です。モダンジャズピアノの歴史を語る時に必ず出てくるであろう超有名盤ですが、私が買ったのは結構最近で5年ほど前です。以前「ジ・アメイジング・バド・パウエルVol.1」でも書きましたが私はジャズ初心者の…

アル・ヘイグ/インヴィテーション

本日はピアノのアル・ヘイグです。彼の作品を本ブログで取り上げるのは初めてですが、サイドマンとしては過去に何度も登場しています。奇しくも前回のスタン・ゲッツ「ザ・サウンド」がそうですし、その他ゲッツ関係だとプレスティッジ盤「スタン・ゲッツ・…

レッド・ガーランド/ア・ガーランド・オヴ・レッド

ハードバップ黄金期において最も輝いていたピアニストは誰でしょうか?人によって意見は違うと思いますが、私はレッド・ガーランドを候補に挙げたいと思います。オスカー・ピーターソンやビル・エヴァンスはハードバップとは少しジャンルが違いますし、ホレ…

ビリー・テイラー/スリーピング・ビー

ジャズマンの中には本国アメリカと日本での評価に大きな開きがある人がたまにいます。今日ご紹介するビリー・テイラーもその1人でしょう。1940年代から活躍する黒人ピアニストで、Wikipediaで調べたところ生涯に残したリーダー作の数は40枚以上。最初…

ジ・アメイジング・バド・パウエルVol.1

本日はバド・パウエルの代表作「ジ・アメイジング・バド・パウエルVol.1」をご紹介します。何を今さらと言うほどの有名盤ですが、実は私がこのアルバムを買ったのはジャズを聴き始めてから20年ほど経った頃です。もちろんバド・パウエルのことはジャズ初心…

ジョン・ヤング/ア・タッチ・オヴ・ペッパー

本日はシカゴで活躍していた名ピアニスト、ジョン・ヤングをご紹介します。と言われてもピンと来ない人が多いかもしれません。シカゴの名門アーゴ・レコードの専属ピアニストとして活動していた人で、本ブログでも過去にフランク・フォスター「ベイシー・イ…

レイ・ブライアント/ライヴ・アット・ベイズン・ストリート・イースト

本日はレイ・ブライアントです。彼については本ブログでも代表作であるプレスティッジ盤「レイ・ブライアント・トリオ」、シグナチャー盤「レイ・ブライアント・プレイズ」をご紹介しました。今日取り上げるアルバムはその2枚に比べて知名度は低くなります…

ビル・エヴァンス/ニュー・ジャズ・コンセプションズ

本日はビル・エヴァンスの記念すべき初リーダー作をご紹介します。1956年9月に録音され、翌年初めにリヴァーサイド・レコードから発表されたこのアルバム。後のエヴァンスの輝かしいキャリアの第一歩となるのですが、実は発売当初は評判を呼ばなかった…

レッド・ガーランド/ロホ

本日はレッド・ガーランドです。彼については本ブログでもたびたび取り上げましたが、50年代中盤の黄金のマイルス・デイヴィス・クインテットのピアニストとして名を馳せ、その後もプレスティッジのハウス・ピアニストとして60年代前半までに同レーベル…

クレア・フィッシャー/ファースト・タイム・アウト

ビル・エヴァンスがジャズシーンに登場して以降、いわゆる”エヴァンス派”と呼ばれるピアニストが多く登場しました。有名なのは「サークル・ワルツ」のドン・フリードマン、「カセクシス」のデニー・ザイトリン等ですが、西海岸だとこのクレア・フィッシャー…

ザ・グレイト・ジャズ・ピアノ・オヴ・フィニアス・ニューボーン・ジュニア

高い実力を持ちながらそれに見合う評価を得られなかったアーティストは多くいますが、ジャズピアノの世界では今日ご紹介するフィニアス・ニューボーン・ジュニアがその代表格ではないでしょうか?テクニックは超一流。有名なジャズ評論家のレナード・フェザ…

ウィントン・ケリー/イッツ・オール・ライト

本日はウィントン・ケリーです。モダンジャズを代表する名ピアニストであるケリーですが、本ブログでリーダー作を取り上げるのは意外にも初めてですね。サイドマンとしては多くの名盤に顔を出しており、ここで紹介したものだけでも「イントロデューシング・…

ローランド・ハナ/デストリー・ライズ・アゲイン

ミュージカルのジャズ化と言うのは昔から多く行われています。そもそもジャズスタンダード曲の多くはミュージカルの挿入歌だったりしますし、作品まるごとをジャズアルバムにしているものもありますね。有名なのは「マイ・フェア・レディ」でシェリー・マン…

ビル・エヴァンス/トリオ64

リヴァーサイド・レコードにジャズ史に残る傑作を多く残したビル・エヴァンスですが、1962年にシェリー・マンと組んだ「エンパシー」を発表したのを機にヴァーヴ・レコードに移籍します。看板アーティストの彼を失ったからと言うわけでもないでしょうが…

ハンプトン・ホーズ/ハンプズ・ピアノ

本日は私の大好きなピアニストであるハンプトン・ホーズを取り上げたいと思います。ホーズは西海岸で活躍したピアニストで、50年代にコンテンポラリー・レコードに残したピアノトリオ作品が日本でもCD発売されたため、一般的なジャズファンにもそれなり…

ドン・ランディ/枯葉

本日は変わったところでドン・ランディと言うピアニストの作品をご紹介します。決してメジャーではないですが60年代から70年代にかけてそこそこ活躍した白人ピアニストです。彼はジャンル分けが難しく、拠点は西海岸に置いていたもののいわゆるウェスト…

マッコイ・タイナー/バラードとブルースの夜

本日はマッコイ・タイナーです。マッコイと言えば切っても切り離せないのがジョン・コルトレーンとの関係。1960年10月21日の「コルトレーン・ジャズ」で初共演を果たして以降、コルトレーン・カルテットの不動のピアニストとしてドラムのエルヴィン…

レッド・ガーランド/ソーラー

本日はレッド・ガーランドです。先日ご紹介した「レッズ・グッド・グルーヴ」でも述べたように、60年代に入ってからのガーランドはモードジャズやフリージャズの潮流には全く乗れず、徐々に活動を縮小していきます。この頃のガーランドはリヴァーサイド傍…

ビル・エヴァンス/ハウ・マイ・ハート・シングス

ビル・エヴァンスはリヴァーサイド・レコードに合計10枚の作品を残しましたが、その中でも名盤の誉れが高いのがスコット・ラファロ(ベース)、ポール・モティアン(ドラム)と組んだ「ポートレイト・イン・ジャズ」「エクスプロレーションズ」「サンデー…

イントロデューシング・カール・パーキンス

本日は50年代に活躍した黒人ピアニスト、カール・パーキンスをご紹介します。実は同じ時期に全く同じ名前のカール・パーキンスと言う白人ロックンローラーが”Blue Suede Shoes"と言う全米2位のヒット曲を放っているため、一般的な知名度ではそちらの方が…

ドン・フリードマン/サークル・ワルツ

ジャズピアノには”エヴァンス派”と呼ばれる人達がいます。文字通りビル・エヴァンスに影響を受けたピアニスト達のことで、60年代以降に登場したピアニストの多くがそれに該当します。私がパッと思い浮かぶのはクレア・フィッシャーやデニー・ザイトリンで…

ジュニア・マンス・トリオ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード

ニューヨークの名門ジャズクラブ、ヴィレッジ・ヴァンガードについては以前にビル・エヴァンス「カリフォルニア・ヒア・アイ・カム」で自身の思い出とともに取り上げました。今もマンハッタンに現存する同クラブでは他にもエヴァンスの「ワルツ・フォー・デ…

レイ・ブライアント・トリオ

前回がドン・バグリーと言うマニアックな選択だったので、今回はド定番でレイ・ブライアントのプレスティッジ盤を取り上げたいと思います。先日ご紹介したシグナチャー盤「レイ・ブライアント・プレイズ」と並んで、彼の代表作に挙げられる1枚です。マイル…

クロード・ウィリアムソン/ラウンド・ミッドナイト

本日はクロード・ウィリアムソンをご紹介します。キャリア自体は非常に長く、2000年代になっても作品を発表するなど大変長寿だったようですが、ジャズファンに親しまれているのは50年代のウェストコースト時代の作品群ですね。特にアルトのバド・シャ…

レイ・ブライアント・プレイズ

本日はレイ・ブライアントです。リーダー作を紹介するのは本ブログでは今回が初めてですが、サイドマンとしてはこれまでもたくさん取り上げてきました。特に「ベニー・ゴルソン&ザ・フィラデルフィアンズ」や「ミート・オリヴァー・ネルソン」で見せるブル…

トミー・フラナガン/オーヴァーシーズ

トミー・フラナガンは私にとって特別に思い入れのあるピアニストです。と言うのもいわゆるジャズ・ジャイアンツの中で唯一生のライヴを見たことがあるのが彼だからです。忘れもしない1999年12月。旅行でニューヨークを訪れていた当時まだ20代の私は…

ラムゼイ・ルイス/ジ・イン・クラウド

ジャズは基本的にヒットチャートとは無縁の世界です。我々のような熱心なジャズファンに根強く支えられてはいますが、売上枚数の面ではポップスの世界とは比較になりません。よくリー・モーガンの「ザ・サイドワインダー」がジャズ・ロック・ブームを巻き起…

フレディ・レッド/サンフランシスコ組曲

本日はピアニストのフレディ・レッドをご紹介したいと思います。作品数自体は決して多くはないですが、天下のブルーノートに2枚のリーダー作「ザ・コネクション」「シェイズ・オヴ・レッド」を残していることで、ジャズファンの間の知名度はそれなりに高い…

ドド・マーマローサ/ドドズ・バック!

本日は謎のピアニスト、ドド・マーマローサをご紹介します。本名はマイケル・マーマローサと言い、ピッツバーグ生まれのイタリア系アメリカ人らしいです。ドドとは変わった名前ですが、Wikipedia情報によると子供の頃に頭が大きく胴が短いところが絶滅した大…